今日で、旅に出てから二週間。最初の一週間よりもあっという間に感じました。
本日は浜松を出発して名古屋を目指します。
バイクを走らせて一時間弱、愛知の豊橋市へ。
実は、ここで食べたかったものが一つだけあるのです。
それは、「豊橋カレーうどん」!
このカレーうどんは普通のカレーうどんとは一味違います。
なんと、カレーうどんの下に、「とろろご飯」が隠れているのです。
そんな斬新な料理を知ってしまったら食べるしかありません。
豊橋市にはいくつものカレーうどん屋さんがあるのですが、僕が訪れたのは「麺処つるあん」というお店です。
ここの豊橋カレーうどんは真ん中に丸々一個の揚げ玉ねぎが乗っているんです。
玉ねぎ好きにとってはたまりませんね。
注文を済ませ、とうとうご対面です。
揚げ玉ねぎ
思ったよりボリューム満点。確かに、下にとろろご飯が隠れていると思ったら納得です。
やはり、丸々一個の揚げ玉ねぎの存在感はすごい!
肝心のお味は…
スープの味付けは優しくあっさりしており、くどくないため、うどんを食べた後のとろろご飯も余裕でいけちゃいます。揚げられた甘い玉ねぎを崩してカレーのスープになじませて食べる贅沢。幸せです。
そもそも、この豊橋カレーうどんはスープも全部飲み切ることを前提に作られているメニューなので、普通のカレーうどんよりもスープがあさっりしているのかもしれません。
実は、「豊橋カレーうどん」を作るにあたって、いくつかのルールがあるらしく、気になって調べたところ以下のようなルールがあるみたいです。
1、うどんは自家製麺とする
2、器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に盛る
3、日本一位の生産量を誇る「豊橋産のうずら卵」を具に使用する
4、福神漬けまたは壺漬け・紅しょうがを添える
5、愛情を持って作る
確かに、玉ねぎの隣にうずら卵うを揚げたものが乗っていましたし、福神漬けも添えてありました。
食べているときは何の疑問もなく食べていたのですが、こんなこだわりがあったなんて。このルールを知っているだけで、さらに豊橋カレーうどんを楽しめそうです。
お腹いっぱいになったところで、いざ名古屋へ。
豊橋から名古屋までは、約90キロ弱あったので、名古屋に着いたのは午後6時頃。
早速今夜の宿にチェックインします。
今夜の宿は…
生まれて初めてのカプセルホテルです!
一度は泊まりたいと思っていたので、ワクワクです。
チェックインを済ませ、僕の「カプセル」がある8階へ。扉を開けると、
すごい。これがカプセルホテルというものか。思ったより、カプセル内は広く、ネカフェよりは快適に寝れそうです。
他のカプセルホテルはよく分かりませんが、僕の利用した「ナイン・アワーズ」は自分の番号とQRコードが入ったカードを渡され、それを使って、「エレベーター」、「ロッカー」を使用するという新しいスタイルでした。
エレベーター ロッカー ロッカーの中
ロッカーの中には、アメニティ袋が入っており、これには、着替えやバスタオル、スリッパなどが入っていました。特に、バスタオルが二枚入っていたのは朝シャワーを利用したい僕にとってはとてもありがたい!
カプセルだけでなく、中の設備もとてもきれいで、そこら辺のビジネスホテルよりも快適に過ごせそうです。
エントランス兼カフェ シャワールーム 屋上のラウンジ
ここに約2500円で泊まることができるなんて、ラッキーです。
また機会があれば利用したいなぁ。
初のカプセルホテルの次は、初の「ひつまぶし」です。
名古屋といえば「ひつまぶし」というくらい有名だと思います。
今朝まで居た浜松もウナギが有名なのですが、2日連続でウナギはちょっと財政的に厳しいので、浜松では我慢してました。
ということで、人生初のひつまぶしは「しら河」というひつまぶし専門店で頂きました。
一口目から感動でした。表面はカリっと、中はふっくらと焼き上げられたウナギがタレの染みたご飯とよく合います。
このお店は、ウナギへのこだわりはもちろんのこと、お米へのこだわりがすごいのです。
ホームページには「鰻の味に負けない米本来の力強さ、タレがほどよく染み込む粒の大きさ、具をまぶしやすい粘り具合などを吟味」と書かれたおり、並々ならぬこだわりを感じます。
ひつまぶしならではの締めの「茶づけ」も最高でした。ただのお茶ではなく、薄味の出汁をベースにしたこだわりの吸茶をかけて頂く茶づけはウナギのうまみと見事に調和しており、贅沢な一杯でした。
今日は、初めて尽くしの一日でした~。
名古屋は他にも美味しい物がたくさんあるので、明日も食べまくりたいと思います。
原付通算走行距離;約1446キロ
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