日本一周17日目

橋杭岩(串本町) Around Japan
橋杭岩(串本町)

今朝はトンビの鳴き声と共に起床。港町ならではの目覚めです。こんな経験は初めてなので、新鮮でした。

朝の支度を終え、チェックアウト。その際に、ゲストハウスのオーナーさんと色々話したのですが、特に印象だったのが「クジラ」と「イルカ」に対する見方です。オーナーさん曰く、「イルカとクジラはサイズが違うだけ」らしく、どちらも食べたことがあるそうです。どちらも食べたことがない僕にとっては、「クジラ」と「イルカ」は全く違う動物だと思っていたので、食文化の違いからはこのような見方の違いが生まれることを学びました。他にも、クジラの味や美味しい食べ方などを教えてもらいました。

今日は「太地町」という捕鯨やイルカ漁で有名な町に訪れてクジラ料理を頂く予定だったので、とてもためになりました。

海岸線を沿って和歌山県太地町に到着。ここの「くじら屋」というクジラ料理専門店で様々なクジラ料理を頂きました。

料理によって使われている鯨の種類も異なります。「かつ」と「刺身の赤い方」に使われているのは「ミンククジラ」、「メンチ」と「刺身の黒っぽい方」に使われているのが「イワシクジラ」です。食用のクジラではこの2種類が主流のようです。

味の感想ですが、かつの食感は魚よりも肉に近く、しかし風味はやはり魚寄りです。肉厚で食感がしっかりしたマグロかつみたいな感じです。メンチは正直、普通のメンチとあまり違いが分かりませんでした。お刺身はミンクとイワシでやはり違いがありました。ミンクの方はかつと同様に肉厚なマグロみたいな食感でしたが、味はマグロより青臭さがなく馬刺しに近い印象でした。イワシの方は、ミンクよりも魚感が強く、少しクセがある気がしました。

最後に、「さえずりのスープ」です。クジラの舌なんて食べたことはもちろんありません。どんな味がするのかドキドキです。

味は…

おいしい!切り方にもよるのかもしれませんが、食感は牡蠣のような感じ。味は、なんとも表現しづらいのですが、魚介風味です。蛸の刺身?にさらに魚感があるような印象でした。うまく表現できないので、ぜひ実際に食べてみたください。

新鮮なクジラ料理が食べられる国内有数のお店で、初めてのクジラ料理という贅沢を味わったところで、さらに南下して本州最南端の「潮岬」へ。

潮岬灯台からの景色は絶景でした。天気も良く、きれいな水平線をみることができました。地球が丸いということを改めて実感。重力ってすごいですね。

これが、灯台に登った際の映像です。動画では分かりづらいかもしれませんが、風がとてつもなく強かった~。歯が抜けるんじゃないかと思うくらい強かったです。

本州最南端でしっかり愛車のビーノの撮影をして、最後の目的地「白良浜」へ。

ここの砂浜は白くて美しいことで有名です。なんと、あのハワイのワイキキビーチと友好姉妹浜の提携をしているんです。到着した時間がちょうど夕方だったため、きれいな夕日を収めることに成功しました。

白い砂浜と水平線に沈んでいく夕日。最高のロケーションです。これからも、様々な場所で夕日の写真を撮っていこうと思います。

今日の移動距離は約200キロ。ずっと海岸線を辿ってきたので、風も強くなかなかハードでした。

P.S. 本当は、白浜町の絶景温泉に入りたかったのですが、色々寄り道していたら間に合わなかったので、明日朝一番に入りに行こうと思います!

原付通算走行距離;約1943キロ

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