今日は朝から雨。
しかし、当初の予定通りしまなみ海道横断を決行します!
旅に出てから、雨の中運転するのは初めてなので、割とドキドキです。
尾道からの出発なので、フェリーで「向島」まで渡ります。
一昨年の夏は自転車持って渡ったなぁ~。
「日本一短い船旅」として有名らしく、いつ乗ってもあっという間。
いよいよしまなみ海道のスタート地点に到着。
今日はあいにくの天気のため、景色というよりは「食べ物」を中心に回っていこうと思います。
四国一周した後の帰りもしまなみ通るので景色はその時に楽しめたらいいな。
その時も雨だったら泣きます。
向島の次は「因島」。ここは、「ポルノグラフィティ」出身の島としても有名です。
名産品は「はっさく」!おいしいはっさくスイーツを求めて「はっさく屋」へ。

みずみずしいはっさくに白あんと柔らかいお餅が良く合う!
はっさくの酸味と白あんとの相性も抜群でこれはいくらでもいけます。
と、むしゃむしゃ食べていたところ、何かゴソゴソと動く物体が。
そう、「猪」が罠にかかっていたのです。
何度か猪は見かけたことはありましたが、こんなに大きくて立派なのは初めて。
いやぁ、怖い。これからの旅路で出会わないことを切に願います。
因島にはもう1つ食べたいものが。
それが、鮮魚一色商店の「おさかなバーガー」。

フライに使われている魚は「太刀魚」。もちろん因島の漁港で水揚げされた新鮮なものです。
本当は事前予約が必要らしかったのですが、特別に作ってもらえることに。
揚げたての太刀魚フライとフワフワのバンズ、そしてコールスローサラダのバランスが絶妙です。
太刀魚フライは白身で、外はサクサク、中はフワフワで絶品でした。
お店のお母さんとお父さんがとても優しかった~。自家製のはっさくジュースを振舞ってくれたり、おすすめスポットを紹介してくれるなど、とてもお世話になりました。
突然押しかけて申し訳なかったです。帰りのしまなみでは事前に連絡いれます。
因島の次は「生口島」。
ここはレモン生産量日本一の「瀬戸田」があります。ここの瀬戸田レモンは「エコレモン」と呼ばれており、なんと皮ごと食べられるんです。
そんな瀬戸田レモンを使ったのがこちら。

「島ごころ」の「瀬戸田レモンケーキ」です。
外は香ばしく焼き上げられており、中はたくさんのレモン果肉が練り込まれています。
甘い中にもレモンの心地よい酸味が感じられ、まったくくどくない!
他にもいろいろな瀬戸田レモンを使ったスイーツがあったので。帰りは別のも味見してみようと思います。
次は「大三島」へ。
この動画にもあるのですが、しまなみ海道内の島々を原付で渡るには毎回「交通料」を払わなければいけません。因みに僕は全ての島を渡りきるために500円の交通料がかかりました。自転車はもちろん無料です。いちいち雨の中交通料を支払うのはなかなかの苦行だったなー。
ここでは、「大漁」という激安海鮮丼が味わえるお店に行こうと思っていたのですが、あいにく完売。
次回は絶対に食べに行きます。
大三島で、懐かしのスポットが。
ここにも、自転車で来たなぁ。あの時は快晴だったので、天気によって見える景色が大きく変わるのも面白いところです。
ついに最後の島「大島」へ。
最後の島へついた途端大雨が。
ずぶ濡れになりながらお目当てのパン屋さんへ。
ここ「paysan」はこだわりの自家製のパン屋とカフェを併設しているので、隣のパン屋で買ったものをカフェで頂くこともできます。
僕は、ずぶ濡れで凍えていたので温かい「カフェオレ」を注文。
ベーグルの種類が多く、何にしようか迷った結果「黒糖ベーグル」をチョイス。
黒糖の甘さと噛めば噛むほど小麦の味を楽しめる自家製ベーグルは疲れた体に沁み渡りました。
ご主人も優しく、ずぶ濡れで入ってきたのに温かく迎え入れてくれました。ありがとうございました。
カフェから出ると、雨が上がってる!
宿がある今治までラストスパートです。
無事「シクロの家」に到着。
ここでも多くの出会いがありました。
一人の男性が夜ご飯に誘ってくれたので、ありがたく一緒にいくことに。
この方も四国を鈍行で一周しているらしく、他の県で出会った人の話など多くのことを話してくれました。
借金しながら旅行をしてるおじさんの話は面白かった~。
色々な話を聞いていると、自分の価値観がぶっ壊れます。
宿に戻ってからも別の方と話す機会があり、この方は自転車で旅行中。オーストラリアの大学に通っているらしいのですが、今年は日本で過ごしていたみたいです。自転車旅の成功を祈っています!
本当にいろんな人がいますねー。
これも旅の醍醐味です。知見をひろげるというか、もっと他の世界を知ることは大切だし何より楽しい!
これからも多くの出会いがありますように。
原付通算走行距離;約2731キロ
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