日本一周22日目

Around Japan

今朝は友人の部活の時間と同時に大阪を出発。

復路の時もお世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いします。

そんなわけで、大阪を離れて最初に向かったのは、神戸にある「有馬温泉」。

ここは、日本三名泉・古湯の一つで、「金泉」・「銀泉」で有名な温泉です。

金泉とは、湧出口では透明ですが、空気に触れることで着色する含鉄塩化物泉(赤湯)のことです。実際に赤褐色に濁っていました。

そして、銀泉は金泉以外の透明な温泉を指します。

含まれる成分が少し違うだけで、ここまで温泉に違いが出るなんて、面白いですね!

個人的に、赤褐色に濁ってる温泉は初めてだったので、新鮮でした。そして、「含鉄塩化物」と言うだけあってしょっぱかった~。

熱海程ではありませんでしたが、しっかり塩感がありました。

これで、三古湯は白浜と有馬は制覇したので、残るは道後温泉だけです。

実は一昨年にも道後温泉に行っているのですが、その時は混んでいて別館に入ったのでノーカンということにしてます。

今日は、朝から冷え込んでいたのでとても気持ち良かったです。

体が温まったところで、次は明石市へ。

明石と言えば、「標準時子午線」。実は標準時子午線にも標識というものがあり、それは日本に一つ、「人丸前駅」のホームにあります。

ここが、日本の時間の基準となる場所。たしか、経度が15度変わると時差が1時間生じるので、日本内でも微妙に時差は生じてるのですが、日本内の時差は考慮せずにここ明石の時間が日本の時間となります。

なぜ、明石市なのかは分かりませんが。

とりあえず、珍しい物を見ることができて大満足です。

ここで、兵庫とはお別れ。兵庫は復路の時に北を中心にじっくり見たいと思います。

明石から、バイクを走らせること100キロちょい。

やってきました。「備前」!

備前と言えば「備前焼」。

旅に出る前から、焼き物に少し興味があったので訪れてみたかった場所の一つです。

いざ工房へ。僕が訪れたのは「一陽窯」。ここでは、商品の購入から、窯場、工房の見学もできます。

実際に窯場を見せてもらいました。イグルーみたいな建物が窯場。ここには、2000点程の作品を焼き上げるスペースがあるそうです。そのため、焼き上げは約半年に一回のペースで、それまでは作品の制作に集中するそうです。

焼き上げは10日かけてじっくり焼き上げるそうで、釜のどこで焼き上げられたかによって、仕上がりの色が大きく変わってきます。

ちなみに、僕が悩みに悩んだ結果選んだ備前焼がこれです!

右側の「ぐい吞み」の方はグレーっぽい色味になっていることが分かると思います。

この色味になるのは、窯場のなかでも、灰がかかりやすい場所で焼かれたからなんだとか。

僕は、このグレーと茶色のバランスに一目ぼれしました。

焼き物って奥が深いですね。もっと、いろんな知識を得たらさらに楽しめると思うので少しずつ知識を増やしていこうと思います。

この備前焼で呑むお酒はおいしいんだろうなぁ~。

今から楽しみです。

とても貴重な経験ができたところで、ラストスパート。

本日の宿がある「岡山市」へ。

まず率直な感想が、「岡山栄えてる」でした。僕が想像してた3倍くらい栄えていました。

駅は大きいし、周りの飲食店街の活気もありビックリしました。

そんな飲食店のなかから僕が夜ご飯に選んだのが、「味司野村」の「デミカツ丼」。

普通は卵でとじるカツ丼をデミグラスソースでとじるというもの。和風にソースがアレンジされているので、とんかつにとてもよく合います。カツ丼というよりは味噌カツに近いかもしれません。

でも、味噌カツより味は濃くなく、意外とさっぱりしています。おいしい~。

お腹がペコペコだったので僕は普通のカツ丼もセットになっているものを頼みました。

丼ものを二つも食べられるんなんて幸せです。

明日は朝からハードなので、ここで力を蓄えておきます!

原付通算走行距離;約2481キロ

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