今日は朝の5時頃に起床。
早起きの理由は、「雲海」を見るためです。
雲海は日中と夜の気温差が大きく、早朝の湿度が高いこと、そして晴れていて無風であることなどが、発生条件。
この気候的条件と発生した雲海を眺めることができる地形的な条件を満たさなければ雲海を拝むことはできないのです。
なかなかハードルが高い。
奈良の雲海スポットとしては、「野迫川村」というところが有名なのですが、僕が泊っている宿からは50キロ以上離れているため、早朝にこれだけ移動しなければならないことや、道がかなり険しいことから断念しました。
しかし、野迫川村以外にも雲海スポットがあったのです。
それが、「鳥見山公園」というところです。
ここは、片道30キロで道もそこまで険しくないため、なんとかいけそう!
というわけで、鳥見山公園で雲海を見るために出発。
気候的条件はかなり満たしていたので、もしかしたらという望みを持ってバイクを走らせます。
この時間にバイクを運転するなんて、僕がバイトでやっている(今はおやすみを貰っていますが)スーパーの早朝品出しに行くみたいで、なんか不思議な感じです。
そんなことを考えながら、約1時間半かけて鳥見山公園へ到着。
最後の道はなかなか細かった~。
駐車場から雲海のビュースポットになっている展望台まではしばらく歩きます。
そして運命の瞬間。果たして雲海は出現しているのか?
うっすらですが、雲海が。日の出の時間と重なり、とても幻想的な風景になっていました。
朝から30キロ運転した甲斐がありました。
朝の雲海は初めてだったので、感動しました。これから先の旅でも雲海のチャンスがあるところでは積極的に見に行きたいと思います。
野迫川村に比べれば、険しくないのですが、最後の方は、普通に山道でした。
帰りも1時間半かけてホテルへ戻り、チェックアウトギリギリまで、寝ました。
無事ホテルをチェックアウトし向かった先は「喫茶 田川」という大盛りカレーで有名なお店です。
このごろ、お米をしっかり食べていなかったので無性に食べたかったので楽しみです。
僕はカレーの大を注文。
そして、ついに大盛りカレーとご対面。

いや、すごい(笑)
ご飯の盛り方が尋常ではないです。軽く3合くらいはあると思います。
全部食べ切れるかな?
一抹の不安を抱えたまま、一口目を頂きます。
おいしい!決して甘くなく、しかし辛すぎずちょうどいい。これはご飯が進みます。よく煮込まれたカレーは具が溶け込みうまみが凝縮されています。
お肉もホロホロになっていてとても美味しい!これは余裕でいけますね。
なんと、カレールーのお代わりは自由。もちろんお代わりしました。
あっという間に完食。大の上に「別盛りカレー」というサイズがあったので、次回はそっちにしてみようかな。
ここで食事をしていて思ったのが、お客さんがみんな優しい。このお店は、おばあちゃんが主に切り盛りしているのですが、出前の注文が入った時に、地元のお客さんが「これ、どこに持ってくの?俺持っていこうか?」などと、手伝ってくれているのです。このような、お店とお客さんの素晴らしい関係を目の当たりにして、心が温まりました。あいにく僕は、ここら辺の地理は全くわからず、出前の手伝いとかはできないので、心を込めて「ご馳走様です」と言ってお店を後にしました。
心もお腹も満たされ、いざ奈良公園へ。
中学の修学旅行以来だったので「あの時も、こんな感じだったなぁ」と奈良公園を歩いていて懐かしく感じました。奈良公園はとても広く、公園の他に「興福寺」、「東大寺」、「春日大社」など重要な寺社が多くあり、見応えがあります。
せっかく奈良公園の近くに泊まっているのだからということで、「夜の奈良公園」にも行ってきました。
興福寺の五重塔 奈良国立博物館 春日大社
夜の奈良公園は昼間とは全然違った雰囲気です。
灯篭に照らされた春日大社はとても幻想的でした。鹿たちも夜はまとまって行動しているらしく、何組かの大所帯を目にしました。
あとは、早朝の奈良公園でコンプリートです。明日の朝行ってみようと思います!
明日は、法隆寺に行ってから大阪の友人宅へ。久しぶりに会うので楽しみです。大阪の美味しいものをいろいろ紹介してもらう予定です。
原付通算走行距離;約2245キロ
コメント