昨日はクタクタの状態で浜松の友人の家についたので、今日と明日は友人宅を拠点に少しゆっくりしたいと思います。
今日は、友人も予定があるということなので、浜松付近を一人で徘徊します。
浜松といえば、餃子やウナギが有名ですが、餃子は前回来た時食べたし、ウナギはそんなに大金を出してまで食べたいほど好きではないので、何かないかと考えたところ、「浜松」というくくりではなく「静岡」というくくりで、「お茶」という答えにたどり着きました。
ということで、本日は「お茶」を楽しむ日にしました。
朝はゆっくりだったので、出発はお昼頃。そこで、僕が向かったお店は「お茶の間のおと」です。
「お茶の間の音」は浜松市の住宅街の中にひっそりと佇む古民家カフェです。
外装も内装も木を基調としており、とても落ち着く空間になっています。
このお店に訪れた目的、それは「茶そば」!
茶そばという食べ物自体、今日初めて知り、いったいどんなものなのか気になったわけです。
いよいよ、人生初めての「茶そば」との対面です。

これが茶そば!
そばだけではなく、つけ汁もお茶の色をしています。いったい、どんな味がするのか。
いただきます。
最初の感想は「すごい」でした。
そばもつけ汁もお茶を全面に主張しているわけではなく、本来のお蕎麦にとうまく融合していました。
ただ単にお茶感がプラスされたのではなく、そば自体のうまみを残しつつ、後味にお茶の風味がスーッと抜けていく感じ。これはクセになる。
まさに、1+1=100の効果を引き出しています。
こんなにお蕎麦とお茶が合うなんて、新しい発見です。
このお店は茶そばだけでなく、こだわりのお茶をはじめ、デザートに至るまで様々な形で「お茶」を楽しむことができます。
僕は、他にも抹茶のブランマンジェや静岡産のアールグレイを使用したフレーバーティーを注文。
ブランマンジェの抹茶はほろ苦く、それがミルク寒天の甘さとマッチしていました。計算された絶妙なほろ苦さです。
フレーバーティーの方は、アールグレイにベルガモットが加えられ、フルーティーな仕上がりに。これは何杯もいけます。
日本産の紅茶という、珍しいものを頂くことができ、大満足です。
お茶をふんだんに使った料理を楽しんだところですが、次も「お茶」を使ったスイーツを頂きに行きます。
やっぱり、甘いものは別腹です。
やってきたのは「小國神社」。ここには、神社の隣に、甘味処が集まった、「小國ことまち横丁」というものがあります。
もちろん、神社のほうにも行ってきました。
緑に囲まれた境内は日光東照宮を彷彿とさせます。
なんと、この神社の屋根は「檜皮葺」というユネスコ無形文化遺産のも登録されている伝統技法によって作られています。実際に近づいてみると、一枚一枚の檜皮が重ねられ組み合わされているのを見ることができます。
じっくり、境内を散策した後は、いよいよ「ことまち横丁」。
ここでのお目当ては、抹茶を贅沢に使用した「わらび餅」。
目の前でわらび餅が作られる過程を見ることができます。
僕は、抹茶アイスとわらび餅がセットになったものを注文。
出来立てを受け取り、わらび餅を口の中へ。
わらび餅が一瞬で溶けました。トロトロです。今までわらび餅は噛んで食べてきましたが、そんな必要はありませんでした。勝手に溶けていきます。
わらび餅の概念が覆った瞬間でした。
三時のおやつも頂いたところで、最後に目指すのは「浜名湖」です。
今日はとても暖かったので、絶好のツーリング日和でした。
僕が浜名湖についた頃、ちょうど夕日がきれいに水面に映っていました。
夕暮れの浜名湖は息をのむ美しいでした。暖かい陽気に、湖からのさわやかな風が吹き、いつまでも居たくなるようなロケーションでした。
明日は雨の予報なのですが、どうも信じられないです。
明日は、友人の案内で浜松駅周辺を散策する予定です。また美味しいものが食べられそうな予感!
原付通算走行距離;約1337キロ
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