今日は阿智村からの出発です。
朝から天気が良くて気分が上がる~。

昨夜も晴れていれば満点の星空が見えたのでしょう。うっすらと雲がかかっていたのであまり見えませんでした。残念。
日本で一番星が見える場所として阿智村は有名なので、次こそは絶対に見たい!
話は変わりますが、僕は昼神温泉の宿に泊まっていたので、朝から温泉に行きました。贅沢だ。
ここの温泉は少しぬるっとしているような、肌に吸い付く感覚がある気がします。どこかの温泉でも似たような感覚があったような。
考えること数分。思い出しました。
秩父で入った温泉です。僕は「星音の湯」というところで秩父温泉を楽しんだのですが、同じように肌に吸い付くような感覚がありました。この感覚の理由はさっぱりわからないので今度調べてみます。
朝から温泉に入ることができ、コンディション最高の状態で念願の「下栗の里」へ。
しかし、ガソリンがなかったので最寄りのガソリンスタンドを探していると、親切な男性が「バイクで後ついてきな」と、車で案内してくれました。
本当にありがとうございました。
ネットで調べてもそこが本当に営業しているのかなど、正確さに不安が残るので、地元の人の情報は最強です。
ガソリンも満タンになり、下栗に向けてしばらく走っていると長野県道1号に入りました。ここからの「天竜川」の景色が素晴らしくて、ついついバイクを止めて撮影に没頭してしまいました。
水は透き通っていて緑色。これぞエメラルドグリーンです。濁っていて緑色の湖などは見たことがあるのですが、こんなに透明度が高くて緑なのは初めてです。
水が緑色である証拠に水面にうつる木々や葉っぱが緑色になっています。
いやぁ、桃源郷って実在したんですね。
ここを目当てに県道1号を通ったわけではなかったので、思わぬ形で絶景に出会えて得した気分です。
下栗への道は乾いており、安全に辿り着くことができました。最後の上りの道は道路状況によっては全面通行禁止になってしまうらしいので、この時期にも関わらず通れたのはラッキーでした。
下栗の里へ入ると、
いや秘境。猛禽類が鳴きながら空をグルグル回っています。静かで、猛禽類の鳴き声と風の音しか聞こえません。
なんだここは。
ですが、「日本のチロル」と呼ばれ、日本の里100選に選ばれている下栗の里の景色はこれだけではありません。
いざ、絶景が待つ「下栗の里ビュースポット」へ。
正直に言います。ビュースポットまでの道が怖すぎて絶景に集中できませんでした。昨日の中山道の比にならないくらい怖かったです。帰りはダッシュしました。
でも、ちゃんと撮影はしてきました!

この景色は間違いなく日本の里100選です。個人的にはチロルというよりマチュピチュに近い気がするのですが、季節の問題ですかね?
いずれにせよ、こんな秘境にしっかり人の営みがあることに感動です。
この写真も熊さんにビビりながら撮ったんですけどね。
無事、ビュースポットから帰還。しばらくこの素晴らしい環境を満喫しました。
今度は冬以外の季節の風景も見てみたいなぁ。
ということで、今日は秘境三昧の一日でした。
P.S. 今日の最終目的地である浜松までの道が長く過酷で辛かったです。完全に盲点でした。
原付通算走行距離;約1257キロ
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